【読書】コンサル1年目が学ぶこと
どうも。こんにちは。アラサー投資家K2です。 本日は「コンサル1年目が学ぶこと 」を紹介します。
著者について
大石哲之(おおいしてつゆき)
1975年東京生まれ。慶応大学卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)、株式会社ジョブウェブの創業をへて、
株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役(現職)、株式会社タグボート監査役(現職)、一般社団法人日本デジタルマネー協会理事。
現在は、ビジネスコンサルタントとして、経営の支援や、創業などにかかわる一方、
海外に移住し、場所・時間・国家にとらわれないライフスタイルを実践し、作家、ブロガー活動を通じて情報を発信している。著書に「ノマド化する時代」(ディスカヴァー21)、「3分でわかるロジカルシンキングの基本」「3分でわかる問題解決の基本」(日本実業出版社)、「過去問で鍛える地頭力」(東洋経済新報社)、「コンサルタントの読書術」「英語もできないノースキルの文系学生はどうすればいいのか?」(tyk publishing)など、多数。
学び
- すべて結論から言うことを徹底する→短い時間で相手に必要なことを伝える。
- PREP法(Point=結論⇒Reason=理由付け⇒Example=具体例⇒Point=結論の繰り返し)
- ロジックツリー~大きくて複雑な問題でもロジックツリーを使い小さな問題に分解する事でそれぞれの論点が議論でき、全体の答えを出す事ができる。
- ビジネス能力を向上させるのは、情報量ではなく、考えること。考えるとは自分の意見を持つことで、答えを知る前に1分だけ自分で考える時間を作る。本や新聞をたくさん読んで満足してもダメ。
- 議事録は途中の経過の発言録ではなく、決まったことを紙に証拠として残すことが重要。(日時、場所、本日のアジェンダ、決まった事、決まらなかった事、確認が必要なこと、次回に向けてのTODO(誰がいつまでに?)
- パワポ=シンプルイズベスト「ワンスライド・ワンメッセージ」
基本はグラフや表がひとつ。そのグラフから読み取れる解釈主張を一つだけ
提示
- プロジェクト管理は複数人で仕事をする際マスト。課題管理表を利用する。あらゆる検討事項が五月雨式にメールで行き交うと状況を把握するのが難しくなる。
項目・日付・タイトル・課題の内容・解決の方向性・ステータス・担当・期限を
課題管理表には載せる。
- 「仕事を評価するのは相手である」という考えを持つことが大切。
- 時間をかけずに、まず大枠の方向性を決める事が重要。0点から90点まで完成させるのにかかる時間と、90点から99点に至るのにかかる時間は同じだと言われている。そして99点から100点にするにはさらに時間がかかる。徐々に時間をかけても精度が上がらなくなっていく。
感想
社会人の基礎として押さえておくべき事が数多く書かれており、勉強になりました。
特にたくさん新聞や本を読んでも自分で考える事をしなければ、ビジネス能力の向上にはつながらないという部分は共感するとともに今後の自分の行動を変えていく必要があると感じました。
これから社会人になる方や仕事のやり方に行き詰っている方、仕事力を高めていきたい方は読むことをお勧めします。